ベビー服の古着、気になる匂いは“重曹”で解決!安全な洗い方ガイド

赤ちゃんの成長は早く、あっという間にサイズアウトしてしまうベビー服。可愛いデザインを楽しみたい気持ちと、コストを抑えたい現実の中で、「古着(お下がり)」や「リユース品」のベビー服を上手に活用するご家庭が増えています。最近ではフリマアプリやリユースショップなどでも質の良いベビー服が数多く出回っており、おしゃれと節約を両立させたいママ・パパにとって心強い選択肢となっています。

ただし、古着を手に入れる際に気になるのが「匂い」。とくにベビー服の場合、肌が敏感な赤ちゃんが着るものだからこそ、少しでもにおいや成分に気を配りたいと思うのは当然のことです。そこで注目したいのが「重曹」。自然素材でありながら消臭力に優れており、赤ちゃんにもやさしい洗浄・消臭方法として支持されています。本記事では、ベビー服の古着につきものの「匂い問題」の原因と、重曹を使った安全で実用的な対策方法を徹底解説していきます。

目次

ベビー服の古着、なぜ匂いが気になるのか?

ベビー服の古着を手に取ったとき、多くの方が「やさしそうな素材」「デザインが可愛い」と感じると同時に、ふと鼻につく独特な匂いに気づきます。実はこの匂いの多くは、保管中の環境や、前の持ち主の生活スタイルによって生じたものであり、決して不潔という意味ではありません。

まず第一に考えられるのが、「長期保管による湿気やカビ臭」。ベビー服はとても小さくかさばらないため、ダンボールや収納ボックスに何年も保管されていたケースが少なくありません。密閉された空間で湿気を吸い込んだ衣類は、カビや雑菌が発生しやすく、それが独特のこもった匂いの元になっています。

次に「柔軟剤や香水、洗剤の香り」が残っていることもよくあります。大人が着る服であれば好まれる香りでも、赤ちゃんにとっては刺激が強すぎる場合があるのです。また、タバコのにおいやペットの匂いなども、繊維の奥にしみ込んでいることがあります。とくに汗を吸いやすいコットン素材の肌着などは、繰り返しの着用と洗濯によってにおいが蓄積されやすく、表面上ではきれいに見えても、実際には目に見えない匂いの粒子が残っていることが多いのです。

このような匂いをそのまま赤ちゃんに着せるのは、衛生面でも不安が残ります。そのため、新品同様の清潔さを取り戻すためには、表面的な洗濯だけではなく、繊維の奥にある匂いの原因そのものを分解・除去する必要があるのです。

赤ちゃんの肌にも安心!重曹の優しい消臭効果とは?

赤ちゃんの肌は大人の3分の1の厚さしかなく、非常にデリケート。だからこそ、使用する洗剤やケア用品も、安全性を重視して選ぶ必要があります。そんな中で、重曹は非常に頼りになるアイテムです。重曹の正式名称は「炭酸水素ナトリウム」。天然由来の成分であり、料理や掃除にまで使われるほど安全性の高い素材です。

重曹は弱アルカリ性であるため、匂いの原因となる「酸性の汚れ」や「雑菌」に対して中和作用を発揮します。たとえば、汗や皮脂、ミルクの吐き戻しなどの臭いも酸性であるため、重曹の力で根本から分解・除去することができます。また、重曹には細かな粒子による「吸着効果」があり、繊維の奥に入り込んで匂い成分を包み込み、取り除いてくれます。

さらに、重曹はベビー服の素材とも相性が良いのが特徴です。綿やガーゼ素材などに優しく作用し、繊維を傷めずに匂いだけを取り去ってくれるため、赤ちゃん用の肌着やロンパースにも安心して使えます。もちろん、香料や界面活性剤などの強い化学物質は含まれていないため、敏感肌の赤ちゃんでも安心。重曹は、まさに「赤ちゃんにも使える自然派の消臭剤」といえる存在です。

実践!重曹でベビー服の古着の匂いを取り除く方法

それでは、実際にベビー服の古着を重曹でケアする方法をご紹介します。まず用意するのは、市販の重曹(できれば食品グレードのもの)、ぬるま湯、洗面器、そしてベビー服です。重曹はドラッグストアや100円ショップなどでも気軽に購入できます。

手順としては、ぬるま湯2リットルに対して大さじ2〜3杯の重曹を溶かし、その中に古着をつけ置きします。つけ置きの時間は1〜2時間が目安ですが、匂いが強い場合は一晩漬けても問題ありません。つけ置きの際は衣類全体がしっかり液に浸かるようにして、繊維の奥まで重曹の成分が行き渡るようにします。

つけ置きが終わったら、やさしく手洗いをするか、洗濯ネットに入れて洗濯機で「ベビー用洗剤」を使って通常通り洗濯してください。その後は、できるだけ天日干しを行うことをおすすめします。太陽の光には殺菌効果があり、重曹で取り切れなかった匂いをさらに軽減してくれます。ガーゼや綿素材などは乾きも早く、天日干しに向いています。

なお、乾燥機は素材を傷めたり縮みやすくなるため、特にデリケートなベビー服の場合は避けた方が無難です。また、完全に乾いた後に、再度匂いが気になる場合には、同じ工程をもう一度繰り返すことで、徐々に匂いが薄れていきます。

洗えないベビー服には「粉のまま重曹」が便利

中には洗濯が難しい素材のベビー服や、ぬいぐるみ、ベビーキャップ、ブランケットなどもあります。そういったアイテムには、重曹を「粉のまま使う方法」が便利です。方法はとても簡単で、紙袋やジップ付き袋に重曹をカップ1杯入れ、そこにベビー服やぬいぐるみを入れて密封するだけ。半日から1日程度置いておくと、重曹が匂い成分を吸収してくれます。

取り出したあとは、軽くはたいて重曹の粉を落とします。残ってしまった場合は、柔らかいブラシや掃除機のブラシノズルなどを使って取り除くときれいに仕上がります。この方法は水を使わないため、生地が傷む心配もなく、洗えないアイテムにも重宝されます。

さらに、タンスや収納ケースに重曹を小皿に入れて置いておくだけでも、空間の消臭効果が期待できます。ベビー服の保管時にも重曹は大活躍してくれるのです。

古着ベビー服の選び方と匂い対策のコツ

重曹で匂い対策ができるといっても、そもそも匂いの少ない状態の良い古着を選ぶことが、もっとも重要なポイントです。店舗で古着を購入する場合は、素材の状態だけでなく、実際に匂いを確認するようにしましょう。匂いが強く残っているものは、何度洗っても完全には取れない可能性もあるため、最初から避けるのが無難です。

また、オンラインで購入する場合は、商品説明に「匂いの有無」が記載されているかをチェックしましょう。出品者に質問してみるのもひとつの手です。受け取った際にはすぐに開封して風通しの良い場所で陰干しし、それでも匂いが気になる場合は重曹による処理を行います。

保管時には、防虫剤の代わりに重曹や天然の炭、アロマオイルをしみこませた布などを一緒に入れておくと、赤ちゃんにやさしい環境を保ちつつ匂いを防ぐことができます。

まとめ:重曹で古着ベビー服を快適に!赤ちゃんにも安心なケアを

ベビー服の古着は、上手に活用すれば家計にも環境にもやさしい選択肢になります。しかし、匂いが残っていると快適に使えず、せっかくのお洋服も出番がなくなってしまうことも。そんなときに頼れるのが、ナチュラルで効果的な「重曹」です。

重曹を使えば、洗濯できる衣類も、洗えないアイテムもやさしく消臭でき、赤ちゃんの肌にも安心です。手軽に取り入れられる方法でありながら、匂いの悩みを根本から解消できるのは大きな魅力。これからベビー服の古着をもっと楽しく、もっと快適に活用していくために、ぜひ重曹によるケアを取り入れてみてください。

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