ベビー服の古着に多い「襟の黄ばみ」その原因と落とし方、予防法まで徹底解説!

ベビー服を古着で手に入れる方が増えています。おしゃれな海外ブランドのベビー服や、数回しか着用していないきれいなアイテムが手頃な価格で手に入ることもあり、経済的で環境にも優しい選択として注目されています。しかし、中古のベビー服を見ていると気になるのが「襟の黄ばみ」です。この記事では、「ベビー服 古着 襟 黄ばみ」にまつわる悩みの原因と対策について、できるだけ詳しく解説していきます。

目次

ベビー服の古着で「襟の黄ばみ」が目立つ理由とは?

古着のベビー服を見てまず目につくのが、襟や首まわりの黄ばみです。これは、新品の時にはなかったのに、保管中や洗濯を繰り返すことで浮き出てくることがあります。黄ばみの原因はさまざまですが、もっとも多いのは「ミルク汚れ」や「よだれ」「汗」など体液に含まれる成分が、繊維に残って酸化して変色することです。特にミルクはたんぱく質や脂肪を含むため、見た目にはきれいでも時間とともにじわじわと黄ばみが現れてしまいます。

赤ちゃんの肌に直接触れるベビー服は、特に襟元の汚れがたまりやすく、気づかないうちにシミになってしまうのです。さらに、保管状態が悪かったり、通気性の悪い場所にしまっていた場合は酸化が進みやすくなり、より目立つ黄ばみになります。

汚れの種類別対処法一覧

汚れの種類特徴効果的な対処法
ミルク汚れたんぱく質と脂肪を含み酸化しやすい酸素系漂白剤+ぬるま湯で浸け置き
よだれ水分とたんぱく質が主成分で繊維に染み込みやすいぬるま湯で予洗い+酸素系漂白剤
無色透明で黄ばみの原因になりやすい重曹+酸素系漂白剤で部分洗い
食べこぼし糖分や油分が混ざりやすくカビの原因にも中性洗剤+ぬるま湯で予洗い→本洗い
血液時間が経つと落ちにくくなる酵素入り洗剤+冷水で洗浄→漂白
皮脂皮膚からの脂分で黄ばみや黒ずみを起こす重曹ペーストでこすり洗い→すすぎ

古着のベビー服を選ぶ際の「襟チェック」のポイント

古着のベビー服を選ぶときは、まず襟元の状態をしっかり確認しましょう。一見、色が薄くてわかりにくくても、光の加減で浮かび上がるような黄ばみがある場合があります。とくに白やパステル系の明るい色は、少しの変色でも目立ちやすいため要注意です。

チェックポイントとしては、襟の内側だけでなく、前ボタンの裏側やタグまわりも確認しましょう。そこにしみ込んだミルク汚れが変色していることがあるため、なるべく自然光で状態を見ると失敗が少なくなります。

もしも黄ばみがあっても、落とせる場合も多いため、見つけた時点であきらめるのではなく、後述する「落とし方」や「漂白方法」も参考にしてみてください。

襟の黄ばみをきれいに落とす洗濯テクニック

古着のベビー服についた黄ばみは、一般的な洗濯だけではなかなか落ちません。そんなときに役立つのが、黄ばみ専用の対処法です。まずは基本的な手順をご紹介します。

まず、黄ばみ部分を水で軽く濡らしたあと、液体酸素系漂白剤(※赤ちゃんの肌にやさしいものを選ぶ)を黄ばみに直接塗ります。そのまま放置せず、40℃前後のぬるま湯に15~30分ほど浸け置きします。漂白剤の効果を高めるために、重曹を加えてもOKです。黄ばみが頑固な場合は、やわらかめの歯ブラシで優しく叩くようにこすってみましょう。

その後は通常通りベビー用洗剤で洗い、しっかりすすいでから日光に干します。太陽光による「光漂白効果」も期待できるため、晴れた日の洗濯がおすすめです。

黄ばみ取りにおすすめのアイテムと選び方

ベビー服に使用する洗剤や漂白剤は、成分にも気をつけたいところです。市販の塩素系漂白剤は刺激が強く、生地を傷めたり、赤ちゃんの肌に影響を与えることがあるため、できるだけ避けましょう。おすすめは「酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム系)」です。これは繊維の奥まで浸透して汚れを分解しながらも、赤ちゃんの肌に比較的やさしい処方になっているものが多いです。

また、肌にやさしくエコな選択肢として重曹やクエン酸を使う方法もあります。重曹には皮脂汚れを中和する作用があり、クエン酸は黄ばみの残りや石けんカスを落とすのに役立ちます。

さらに、最近では「ベビー用漂白スプレー」なども販売されており、部分的に使いやすい製品が揃っています。使用前には必ず製品ラベルを確認し、ベビー服に対応しているかチェックしましょう。

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落ちない黄ばみは「染み抜き専門店」に相談もアリ

自宅で試しても黄ばみが取れない場合、無理にゴシゴシこするのはNGです。繊細なベビー服の生地は、摩擦によって毛羽立ちや破れを引き起こす可能性があります。落ちないシミは、「染み抜き専門のクリーニング店」に持ち込むのも一つの方法です。

とくに高級なブランド古着や、思い出の詰まった服であれば、多少の費用がかかってもプロに任せた方が安全で確実です。事前に黄ばみの場所や原因を伝えると、より効果的な処理が期待できます。

ベビー服の黄ばみを予防する3つのコツ

黄ばみが発生する前に予防することも大切です。特に赤ちゃんの肌は敏感で、衣類は清潔に保ちたいもの。以下の予防策を日頃から心がけておくと、長くきれいな状態でベビー服を保つことができます。

まず1つ目は、着用後すぐに洗濯すること。ミルクや汗の成分が残ったまま時間が経つと、黄ばみや臭いの原因になります。2つ目は、汚れがひどい部分(襟・袖・スタイ周辺など)を事前に部分洗いすることです。洗剤を薄めてスプレーしておく、軽く手もみするなどで、汚れの定着を防げます。

3つ目は、しっかり乾燥・通気性のよい場所で保管することです。湿気がこもるクローゼットや押し入れにしまう場合は、除湿剤を一緒に入れておくと良いでしょう。これらの工夫で、黄ばみ予防効果がぐっと高まります。

黄ばみがある古着は避けるべき?再活用のアイデアも

黄ばみがあるからといって、すべての古着を処分してしまうのはもったいないかもしれません。少しの黄ばみであれば「家庭用漂白」で落とせますし、黄ばみがどうしても取れない場合は、「家用の部屋着」や「パジャマ」などに活用するのもおすすめです。

また、襟部分をリメイクしてレースやリボンをつけたり、かわいくアップサイクルする方法もあります。最近では「リユース前提でのおしゃれリメイク術」がSNSでも注目されており、汚れをカバーしつつ個性的なファッションとして生まれ変わらせる楽しみ方も増えています。

ベビー服古着の魅力と上手な付き合い方

「古着=汚い」というイメージはもう古い時代の話です。品質の高いブランド服や、ほとんど未使用のものも多く出回っており、上手に選べば非常にお得でサステナブルな買い物になります。ただし、購入時には襟元の黄ばみなど、気になる点を見逃さないことが大切です。

また、清潔に保ちたい気持ちと同時に、「黄ばみがあっても赤ちゃんが笑って着てくれるなら十分」というおおらかさも時には必要かもしれません。落とせる汚れは落とし、取れないものは工夫しながら再活用する。そんな柔軟な姿勢で、古着のベビー服と上手に付き合っていきましょう。

まとめ

ベビー服の古着を選ぶうえで、「襟の黄ばみ」はよくある悩みの一つです。しかしその原因や性質を理解し、適切な対処をすれば多くは落とすことができます。酸素系漂白剤や重曹を使った自宅ケア、そして黄ばみを防ぐ日常的な洗濯・保管の工夫など、少しの手間で大切な服を長く使い続けることが可能です。再利用やリメイクといった楽しみ方も含めて、ベビー服の古着をより身近で心地よい存在にしていきましょう。

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