赤ちゃんが誕生すると、想像以上に増えていくのが「服」です。小さな体に合わせた可愛い洋服たちは、出産祝いでもらったり、セールでつい購入してしまったりと、あっという間に収納があふれてしまいます。そんな中で大切になってくるのが「赤ちゃんの服のたたみ方」です。正しいたたみ方を知ることで、収納スペースが有効に使えるだけでなく、毎日の育児の負担が減り、必要な服をすぐに見つけられるようになります。本記事では、赤ちゃん服を効率よくたたむ方法や、そのメリット、時短術まで幅広く解説します。はじめての育児に奮闘するママ・パパにとって、少しでも心が軽くなるような情報をお届けします。
赤ちゃんの服をたたむ理由とその効果
赤ちゃんの服はとにかく枚数が多く、1日に数回着替えるのも当たり前。そのたびに服を探し、引き出しを開け閉めし、必要なサイズを取り出す……この日常の繰り返しが積み重なると、意外と大きなストレスになります。だからこそ、日々の生活の中で赤ちゃん服を「たたんで整える」という習慣を持つことがとても重要なのです。
たたみ方を工夫すれば、限られた収納スペースでもスッキリと収まり、どこに何があるかが一目で分かります。たとえば、急な外出時や夜中の着替えでも迷うことがなくなり、赤ちゃんを待たせる時間を最小限にできます。また、服をきれいにたたんでおくことでシワになりにくく、素材が長持ちするというメリットもあります。やわらかい綿素材やガーゼ素材など、赤ちゃんの肌にやさしい生地を美しく保つためにも、丁寧なたたみ方は欠かせません。
さらに、家族が育児を手伝うときにも、きれいに整えられたたんだ服は「これを使えばいい」とすぐに判断できるため、家事分担の効率化にもつながります。たたむというシンプルな行動の中に、家族みんなが育児に参加しやすくなる工夫が詰まっているのです。
服の種類ごとに異なるたたみ方のポイント
赤ちゃんの服にはさまざまな種類があり、たたみ方にも工夫が必要です。新生児期から活躍する「短肌着」や「コンビ肌着」は、首元が大きく開いており、前開きタイプであることが多いため、袖を内側に折り込み、身頃を左右からたたむときれいに収まります。さらに、丈が長めのコンビ肌着は、股下のスナップボタンを留めてから裾を折り上げると、収納時に広がらずスリムになります。
「ロンパース」や「カバーオール」のような一体型の服は、まずスナップボタンをしっかりと留めた上で、袖や足部分を内側に折り込み、長方形に整えるようにたたみましょう。ここでポイントとなるのは、服の厚みを均一にすること。そうすることで立てて収納しても倒れにくくなります。
1歳を過ぎると上下セパレートの「Tシャツ」「パンツ」「スカート」などが増えてきます。この場合、それぞれを別々にたたんでもよいですが、上下セットでたたみ、バンドで軽くまとめておくと、忙しい朝でもコーディネートに迷わず便利です。また、Tシャツは袖を背面に折り込み、縦に三つ折り、さらに横に半分に折ると、コンパクトにまとまり自立もしやすくなります。
収納に合わせたたたみ方の工夫
たたんだ服をどこに、どのように収納するかによっても、たたみ方は変える必要があります。赤ちゃんの服は大人のものよりも小さく、やわらかいため、乱雑に収納してしまうとすぐにぐちゃぐちゃになりがちです。収納のスタイルに合わせたたたみ方を意識することで、片付けの効率が格段にアップします。
たとえば、引き出し収納を使っている場合は、服を「立てて収納」することが基本です。この方法は、ママタレントや収納アドバイザーの間でも定番となっているスタイルで、たたんだ服を縦に並べることで、どの服がどこにあるかをひと目で把握できるメリットがあります。このとき、服が自立する程度に厚みをそろえてたたむと、美しく見えるうえに取り出しやすくなります。
逆に、棚やカゴに積み重ねて収納する場合は、「積みやすさ」と「崩れにくさ」を重視したたたみ方が理想です。全体を薄く広げるよりも、やや厚みを持たせたたたみ方を意識することで、服同士がずれにくくなり、収納後の見た目も整います。収納する場所や方法によって最適なたたみ方を選ぶことで、家の中の動線や使い勝手が大きく改善されるのです。
忙しい育児の味方!時短たたみテクニック
育児中はとにかく時間が足りません。洗濯して干して乾いた服を「あとでたたもう」と思っていても、その“あとで”がなかなか来ないのが現実です。そんなときは、完璧を目指さずに「おおまかにたたむ」だけでも十分です。
たとえば、乾いた服をその場で三つ折りにするだけでも、見た目はある程度整いますし、収納にも困りません。とくに肌着や部屋着などは、シワが気にならないものも多いため、丁寧すぎないたたみ方でも問題ないケースがほとんどです。さらに、引き出しの中に仕切りボックスを入れておけば、たたみ方にばらつきがあっても整って見えます。
また、乾燥機を使用しているご家庭では、取り出した直後の熱があるうちにパパッとたたんでしまえば、シワが付きにくくなります。たたむという行動が義務になってしまうと、それだけでストレスになりますが、自分の生活スタイルに合わせて無理のないやり方を選ぶことで、気持ちに余裕が生まれます。
赤ちゃんの肌を守るための衛生的なたたみ方
赤ちゃんは汗をかきやすく、肌も非常に敏感です。だからこそ、服のたたみ方にも清潔さを保つための工夫が必要です。洗濯後はなるべくすぐに乾かし、湿ったまま放置しないようにすることが基本ですが、それと同じくらい重要なのが「たたむタイミング」です。
湿気が残っている服をたたんで収納してしまうと、カビや雑菌が繁殖する可能性があり、赤ちゃんの肌トラブルの原因になりかねません。しっかり乾いたことを確認したうえで、清潔な手でたたむようにしましょう。また、収納場所も定期的に掃除をし、通気性の良い環境を整えておくと安心です。
防虫剤や消臭剤を使う際には、赤ちゃん専用に開発された無香料タイプや化学成分が少ないものを選ぶようにし、衣類に直接触れないように配置することが重要です。見えない部分の衛生管理も、赤ちゃんの健やかな成長には欠かせないポイントです。
たたみやすい服選びで毎日の負担が変わる
服そのものの形状や素材によっても、たたみやすさは大きく異なります。たとえば、やわらかくしなやかな素材の服は手早くたたみやすく、シワになりにくいため扱いやすいと感じることが多いでしょう。逆に、フリルや装飾が多い服、デザイン性が高いアイテムは形が整いにくく、収納にも手間がかかる傾向があります。
育児中は「かわいい」だけでなく、「扱いやすい」かどうかも服選びの大事なポイントになります。オーガニックコットンや通気性の良いガーゼ素材など、機能性の高いアイテムはたたむときにもストレスが少なく、日常の手入れも楽になります。購入時にはデザインだけでなく、たたみやすさや収納のしやすさといった視点でも選ぶようにすると、後々の家事がぐんとラクになります。
家族で共有するたたみルールのすすめ
赤ちゃんの服をきれいにたたむためには、家族全体でルールを共有することが大切です。たとえば「ロンパースは左の引き出し」「パジャマは黄色のボックスに収納」といった簡単なルールでも、誰が見ても分かるようになっていれば、ママ以外の家族もスムーズに育児をサポートできるようになります。
ラベリングをしたり、服の種類ごとに色分けした収納ケースを用意するのも効果的です。こうした仕組みをつくることで、たたむ人が変わっても整った状態を保つことができ、ママの負担も減ります。赤ちゃんとの生活は、家族全員で支え合うもの。たたみ方もその一部として共有し、育児を「みんなでやること」として進める姿勢が、家族の絆にもつながります。
まとめ:赤ちゃんの服のたたみ方が暮らしを整える第一歩に
赤ちゃんの服のたたみ方は、ただ衣類を片付けるという意味だけにとどまりません。収納効率を高めるだけでなく、育児をする人の負担を減らし、日常の動線を整える役割も持っています。服のたたみ方に少し工夫を加えることで、赤ちゃんとの時間に余裕が生まれ、ママやパパの心にもゆとりができるようになります。
完璧である必要はありません。自分たちの生活スタイルに合った方法を見つけ、家族で共有し、少しずつ育児の流れに組み込んでいくことが何より大切です。今日からできることから始めて、赤ちゃんとの暮らしをもっと快適で楽しいものにしていきましょう。
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